2024年4月、JV幹事会社として、独立行政法人国際協力機構(JICA)より「バングラデシュ国チョットグラム上下水道公社経営改善プロジェクト」業務を受注しました。
バングラデシュ最大の商工業都市であるチョットグラム市は、国内最大の港であるチョットグラム港を有し、バングラデシュの貿易の主要都市です。
チョットグラム市の水道はチョットグラム上下水道公社(Chattogram Water Supply and Sewerage Authority:CWASA)によって運営されていますが、自立的かつ持続的な事業運営のためには多くの問題があります。長期的視点に立った施設整備計画や事業戦略が存在せず、給水施設を安定して運転・維持管理するための技術力が不足しており、さらに、水道料金が非常に安価なため料金収入が十分ではありません。
また、チョットグラム市の下水道もCWASAによって運営されます。現在チョットグラム市全体で下水道整備を進めており、今後数年の間に下水道事業を開始する計画です。下水道事業の円滑な立ち上がりと持続的な運営のためには、各家庭と下水道の接続促進や確実な料金徴収を含むCWASAの経営能力向上が欠かせません。
本プロジェクトの目的は、チョットグラム市の上下水道サービスにおける経営状況の改善に寄与するための、CWASAにおける経営能力の向上です。このため、CWASAの財務管理能力・計画策定能力強化、施設の運転維持管理能力向上、無収水削減能力強化、顧客コミュニケーション向上、および他水道公社との連携強化を行います。
当社は、JV構成各社(日本工営株式会社、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社)と共に、チョットグラム市の上下水道サービスの経営改善および発展に向け、貢献してまいります。

本プロジェクトで開催したワークショップの様子
(撮影:TECインターナショナル)

