TECグループ

株式会社 東京設計事務所

ご挨拶

代表取締役社長 狩谷 薫

安全・安心な水環境にコミットします

令和7年度を迎えるにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

 新年度を迎え、新しい仲間がTECに入社いたしました。新しい仲間たちが、春の訪れとともに活気に満ちた若々しい空気を社内に吹き込んでくれています。昨年9月の創立65周年記念式典でお約束をしました、「正しく仕事をし、世界中の市民の皆さんの水に関する最高のパートナーになる」という私たちのパーパスを改めて胸に刻み、チャレンジを継続しようと強く思っております。今年も皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 1月末に埼玉県八潮市で発生した突然の道路陥没事故は、上下水道を生業とする我々にとっては衝撃的なニュースでした。埼玉県中川流域下水道汚水幹線管きょの老朽化による陥没が原因と考えられます。同様に、上水道に関しても各地で老朽化が主要因とみられる水道管の破損による漏水事故が各地で起こっています。これらの事故・被害とその後の影響の大きさを見て、我々の責任の重大さを改めて痛感致しました。

 TECはTECグループの中核企業として、国内で水環境分野、特に上下水道を中心としたインフラ構築・維持に向けたコンサルティングを行っています。1959年に上下水道・水環境のパイオニアとして創業して以来、高度な技術力を駆使して、質の高いコンサルティングを提供し、市民の皆様に安全・安心な水環境を提供するべくコミットを継続しています。今回の事故に遭遇し、市民生活に不可欠の社会インフラである上下水道の効率的かつ持続的な維持・運営に対して一層の責任を果たし、「水を通して暮らしと社会生活を支える」という我々のミッションを実現するための最大限の努力を継続する決意を新たに致しました。

 一方、4月に新たな仲間を迎え、上下水道に関連する最先端技術などへのキャッチアップは当然ですが、役職員のウェルビーイング、成長と自己実現への継続的サポートの充実にコミットしようという思いを一層強くしました。役職員のエンゲージメントを高め、上下水道事業の新たな課題に挑戦する姿勢、そこに大きな責任を持つ気概の醸成を後押しし、皆様に質の高いサービスを提供し、安全・安心な上下水道の維持に大きな貢献ができるよう努力を継続致します。

 今年度も、我々の取り組みにご理解をいただき、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長

狩谷 薫