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社会に役立つ職業
T.N.
2016年入社東京支社 デザイン第2グループ 建設デザイン第3チーム
（記事掲載時）
様々な要素をまとめて一つの建物にする
私は主に、建築物の設計・診断を行っています。設計は、基本設計、実施設計の順で行います。
基本設計では、周辺環境への配慮や、上下水道処理機能を確保するためのプランニングが中心となります。必要な諸条件を明確にすることで、次の実施設計をスムーズに進めることができます。周辺環境への配慮としては、例えば歴史的な街並みが残っている地域では、景観を阻害しない外観（意匠）の設計が求められます。
実施設計では、基本設計をもとに実際に建物を建てるための詳細な図面を作成していきます。その中で、室内の細かな仕上げや意匠性、構造的に建物が成り立つのか等を検討します。
建築設計が担う範囲は、意匠設計、構造設計、建築機械設備設計、建築電気設備設計と多岐にわたります。これらの要素をまとめて一つの建物にすることが、この仕事の最も難しいところであり、やりがいを感じるところです。
社会に役立つ職業
大学では建築を専攻していたので、上下水道コンサルタントという職種がどういうものか知りませんでした。就職活動ではいろいろな建築の会社を見ましたが、魅力とやりがいを感じることができず、就職先を決めかねていました。そんな時、リクルートで大学に来た当社の社員に上下水道コンサルタントの仕事内容や、社会にどのように役立つ職業であるかを聞くことができ、興味を持ち始めました。そこから、業界や東京設計事務所について調べ、入社を決意しました。
一人前になって自分で業務を回せるようになりたい
私が目標として常に掲げていることは「早く一人前になって、自分で業務を回せるようになりたい」です。
多忙ながらも真摯に業務に臨む諸先輩方の姿に憧れています。目標に近づくためには、正直なところ、建築の知識だけではたどり着けないと思っています。やはり上下水道の会社ですから、その知識は必須です。私はそれを補うために、各職種合同で開催される全体会議を「勉強」の場と考え、協議に挑んでいます。それぞれの業務に特色があるので、とても勉強になります。協議の中でわからないことがあれば、上司やその分野を専門とする社員に聞けばすぐ解決できます。
わたしの休日
趣味としては、車やバイクが好きで、以前はバイク2台と車1台を所有していました。しかし、大阪から東京への転勤を機に、2台のバイクを手放し、今は車1台で週末のドライブを楽しんでいます。
写真を撮るのも好きなので、週末はドライブがてら写真を撮りに行くこともあります。四季折々の風景を撮影して、季節を感じられるところも魅力です。撮った写真は家族と共有して楽しんでいます。
TECグループで働く魅力とは
社内の人間関係も良好で、勤務時間中にもあちこちから仕事内容の相談や多少の雑談が聞こえてきます。静かというより、活気であふれた社内空間となっています。
また、業務では他部署や客先、協力会社と連携をとることも多く、様々な人と交流する機会があります。人と交わることが好きな方には馴染みやすい職場です。
ぜひ、私たちと一緒に社会のためとなる仕事をしましょう。
