TECグループ

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トップメッセージ

 TECグループは創立65周年を迎え、東京と大阪の2会場に役職員が集い、記念式典を行いました。私はTECグループの中核である株式会社東京設計事務所の設立から今日までの歴史を紹介し、TECの狩谷社長が会社の現状や課題、向かうべき方向性について説明しました。記念式典は、若手が中心となり企画・運営をしてくれました。社内外において功績のあった社員が表彰され、記念式典のために作成したプロジェクト紹介動画を鑑賞し、賞品の出るアトラクションを社員一同楽しみました。

 式典で説明しました東京設計事務所の歴史の一部をご紹介します。

 亀田 素が第二次大戦後に設立した川崎建設の設計部門を分離独立させ、東京設計事務所は昭和34年9月に設立されました。これは、同年の建設省 事務次官通達により「設計・施工分離の原則」が明確化されたのを受けたもので、設立の中心となった技術者は、戦後中国から引き揚げてきた東京市水道局出身者でした。

 東京設計事務所を中核とするTECグループは、国内では主として大都市の水道や下水道の業務を支援し、海外では昭和34年に戦後の日本海外援助水道第1号である「ビエンチャン市の水道計画」に亀田 素を団長として参加して以来、多くの途上国の水環境改善を支援しています。

 TECグループは発足当初の21名から400人規模に成長し、創業以来受け継いできた社是「誠実を旨とし 優れた技術者を育て 良い作品を残す」の精神を守り、先輩に敬意を払い役職員の生活を大切にし、これからも上下水道事業への貢献を続けます。これまでご指導下さった国の機関、地方公共団体、業界団体の皆様に深謝し、今後もご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

TECグループ代表
株式会社 TECホールディングス
代表取締役会長 兼 社長

亀田 宏