2024年10月、独立行政法人国際協力機構(JICA)より「全世界(広域)クラスター事業戦略『水道事業体成長支援』に基づく経営改善指導を通じた情報収集・確認調査」業務を受注しました。
JICAは、複雑化する開発課題に挑むため、2021年から20の「JICAグローバル・アジェンダ(課題別事業戦略)」(注1)を設定し、中でも重点的に取り組む事業のまとまりを「クラスター事業戦略」として、プロジェクトを推進しています。本業務は、クラスター事業戦略「水道事業体成長支援」(注2)に関わる調査となります。
同クラスター事業戦略では、JICAによる協力支援のインパクトをモニタリングするため、水道サービスおよび経営に関わる21の指標を設定しています。これまでに資金協力や技術協力で支援した53の水道事業体のうち、本業務では、協力の優先度の高い27事業体に関するデータ収集、および21のモニタリング指標と判断基準を整理し、水道事業体を4つの発展段階(①人間の安全保障重視型、②基本的サービス向上支援型、③水道事業体成長支援型、④セクターガバナンス支援型)に分類します。本業務の大きな目的は、主に「②基本的サービス向上支援型」に分類される水道事業体を対象として、「③水道事業体成長支援型」に発展させるための支援策を提案することです。
当社はこれまでさまざまな水道事業体の課題解決に向けた支援を継続的に実施してきました。この経験を活かし、JV構成企業であるデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社と共に、昨今の水分野における開発課題に真摯に向き合い、水道事業体の水道サービスおよび経営改善のために貢献いたします。
(注1)JICAグローバル・アジェンダ
https://www.jica.go.jp/activities/issues/water/index.html
(注2)クラスター事業戦略「水道事業体成長支援」
https://www.jica.go.jp/Resource/activities/issues/water/ku57pq00002cybbn-att/business_strategy_01.pdf

調査対象国の1つであるマダガスカル国トアマシナ市ファフファティ浄水場
(2024年5月マダガスカル国トアマシナ市上水道システム拡張及び改善計画協力準備調査報告書)

